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・ダイオキシンってなあに?


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ダイオキシンってなあに?

人工物質では地上最強の毒物と言われるダイオキシンですが、ここではダイオキシンの特性、環境への影響、その対策等を知り得る範囲内で簡単に説明します。尚、さらに専門的な説明やその他の環境問題などに興味をもたれる方は環境省のホームページをご覧になれば現在取組んでいる環境政策などが分かりなにかと勉強になると思います。

[ダイオキシン類の実体]

1)主に塩素を含む物質を焼却すると発生します。塩化ビニルや塩化なになにと名前がついたものが該当し、たとえば卵のパック・ラップ・消しゴム・スポンジ・長ぐつ・雨ガッパなどです。 一般常識ではプラスチックもダイオキシン発生の主な原因と思われていますが、プラスチックの元は原油そもそもは生物です。製造過程で上記の塩素を含むプラスチック製品が問題であるといえます。

2)ダイオキシンにはポリ塩化ジべンゾ−パラ−ジオキシンと、ポリ塩化ジべンゾフラン、そして上記のものと同様の構造と性質が似ているコプラナ−ポリ塩化ビフェ二ル(コプラナ−PCB)という物質があり、これらを総称してダイオキシン類と呼ばれ各物質には何十種類の仲間が存在しています。


[ダイオキシン類の性質]

ダイオキシンは熱や酸などに強く水には溶けませんが、脂肪などには溶けるという性質をもっていて太陽の紫外線やアルカリには除々に分解されることがわかっています。


[ダイオキシン類の発生源]

主な発生源はごみ焼却による燃焼工程で発生します。燃える温度が低く不完全燃焼させるとダイオキシンの量も当然増えてしまいます。


[ダイオキシン類の人体への影響]

ダイオキシンは9割以上が食事から蓄積されていきます。体内に入ったダイオキシンは血液、肝臓、皮膚、脂肪などに蓄積され発ガン性があることがわかっています。食品別では魚介類に多く次に肉、卵、乳製品などの順になり、動物実験で甲状腺機能、免疫機能の低下が報告されています。

 このようにおそろしいダイオキシンですが、現在の環境中ダイオキシン類濃度は政府のダイオキシン対策により除々に減りつつあり、我々が1日摂取する量も問題ならないレベルだと考えられています。


[ダイオキシン類の対策]

ダイオキシン類を減らすためには、我々が日常出すゴミや産業廃棄物を減らすことが一番ですが現状ではなかなか難しいことです。平成9年からの大気汚染防止法や廃棄物処理法により、焼却施設のダイオキシン類の削減対策が進められていて平成12年1月からダイオキシン類対策特別措置法が施工されています。わたしたちができる対策としてはすこしでもゴミ出しの量を減らし、塩化ビニル製品を含め、ものを大切に使いリサイクルを進めていくことが重要だと考えます。


[ダイオキシン類対策特別措置法]

平成12年1月15日からダイオキシン類対策特別措置法が施工となり、火床面積0.5m2以上、または焼却能力が1時間当たり50kg以上の焼却炉は、市町村への届出と、年1回以上のダイオキシン類測定が必要となりました。 ダイオキシン類の測定には、1回45万円位の費用がかかり、ダイオキシン類 測定値が規準を上回ると使用できなくなり、焼却炉の改善が必要となります。


[野焼きの全面禁止]

焼却施設を用いず、廃棄物を焼却処分すると黒煙やダイオキシンが発生し、生活環境に大きな影響を及ぼすことから
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の改正により、野焼きは全面禁止となりました。(2001/4/1) ただし、次のような
場合は法律で対象外となります。

1)国又は地方公共団体がその施設の管理を行うために必要な廃棄物の焼却
 河川敷の草焼き 道路側の草焼き など

2)震災、風水害、火災、凍霜害、その他の災害の予防、応急対策または復旧
 のために必要な廃棄物の焼却
 災害等の応急対策、災害復旧のためのガレキ類の焼却 火災予防訓練、
 凍霜害から農作物被害を防止するための稲、ワラの焼却 など


3)風俗習慣上、又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却
 正月の「しめ縄 門松」などを焚く行事 塔婆の供養焼却 など

4)農業、林業、又は漁業を営むためにやむをえないものとして行う廃棄物の焼却
 焼き畑 あぜの草や下枝の焼却 漁網にかかったゴミの焼却 など

5)たき火、その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの
 落ち葉焚き 焚き火 キャンプファイヤー



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